公認

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「当たらなくて残念だったねー」 プレゼントのアクセサリーを嬉しそうに見つめている女子生徒を横目に見ながら、里沙は蓮たちに声をかけた。 「これだけの人数の中から100人だけなんだから、仕方ないよ」 苦笑いを浮かべて言った蓮に、里沙も苦笑いを浮かべて返す。 「そうだよね」 「それより、父さんたちどこ行った?」 綾人の言葉で里沙も会場内を見回すと、彼女や蓮の家族と話している彼と凜の家族を見つけた。 「私と蓮の家族と話してるよ」 「本当だ。蓮さんの家族との自己紹介も終わったみたいですね」 「うん」 綾人の言葉に蓮も頷くと、里沙たち4人は家族の元へ向かった。 .
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