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それからは、皆で談笑や食事、そしてダンスを踊ったりと、賑やかな時間が過ぎていった。
蓮の家族と沢山話すことができた里沙は、とても幸せな気持ちで溢れていた。
「それでは、これを持ちまして陵南学園中・高等部合同クリスマスパーティーを終了させていただきます。皆様、お気をつけてお帰り下さいませ」
司会の言葉により、沢山の人々が会場を後にし始めた。
生徒会役員である蓮と里沙、そして綾人は、最後の確認のために少し残ることになっているため、家族には先に帰ってもらうことにした。
「里沙さん、よろしければ、今度は家へ遊びにいらして下さいね」
「はいっ!ありがとうございます!」
愛深の言葉に、里沙は満面の笑みで勢い良く頭を下げた。
「蓮君も、今度は家へ来て下さいね」
「ありがとうございます。ぜひ伺わせていただきます」
繁俊の言葉に、今度は蓮が笑顔で頭を下げる。
それから家族たちに別れを告げた蓮たちは、集合場所のステージ袖へ向かった。
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