告白

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綾人の家から帰宅して自分の部屋に戻った里沙は、蓮からのメールが待ち遠しくて、ずっと携帯を握りしめていた。 その間も、彼女頭の中では綾人に言われた言葉と、想いを伝えるのが怖いという気持ちがグルグルと渦巻く。 告白…かぁ。。。 小さく息を吐いたとき、調度手の中の携帯が震えた。 ――――――――――――――― from:笹村蓮 sub:明日 明日の朝、10時頃に迎え行くな😃 俺の家の車で美術館まで行くから、家出る時にまた連絡するよ📩 ――――――――――――――― 蓮からのメールを見て自然と笑顔になった里沙は、急いで返信を打つ。 ――――――――――――――― to:笹村蓮 sub:🎵 わかったぁ😃 美術館、楽しみにしてるね🎵 ――――――――――――――― 送信ボタンを押して、一度大きく深呼吸をする。 「よし」 自分に気合いを入れた里沙は、まずは明日の服を選ぶために衣装部屋へ向かった。 数ある服の中から30分程かけてお気に入りのコーディネートを選ぶと、彼女はもう一度携帯を手に取った。
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