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祖父が迎えに来てくれると本当に嬉しくて。
でも、祖父は祖父。
やっぱり両親が帰って来るまで不安で不安で…。
両親は深夜2時過ぎにならないと帰って来なくて、寂しい想いをしていた。
寝ていても両親が帰って来ると必ず両親の部屋に行って二度寝をする生活を送っていた。
でも酒を飲んでいる父からしたら、きっとうっとうしかったのだろう。
「こっちに来るな」
「あっちに行け」
何もしてないのに殴る・蹴るの暴行を受けていた。
今思えば立派な虐待だ。
最初は母もかばってくれていたけど結局自分にまで飛び火するのを恐れたのか、かばってくれなくなった。
それでも私はやっぱり父も母も嫌いにはなれず…
これが“血”なのかな。
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