こはるびより

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えっ……? 千桜「綾崎くん……?」 ハヤ「はい、大丈夫ですか?え~と……」 彼はそう言いながら私を下ろしました。 私は男の人に抱き抱えられた事なんてされたことが無かったのでとても恥ずかしかったのを今でも憶えています。 千桜「千桜です///春風千桜(はるかぜちはる)と言います///」 ハヤ「春風さんですか。えっと、どこかであったことありましたっけ?」 千桜「そっ///それは多分生徒会で時々会っているからでしょう///」 ハヤ「そうですか。すみません春風さんは知ってくれていたのに僕は知らなくて……」 千桜「いえ、いいんですよ。話した事はありませんでしたから。」 ハヤ「春風さんは優しいんですね。ニコッ」 千桜「そっそんなこと無いですよ///」 そう多分この時からだ。 彼に特別な感情を抱くようになったのは…
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