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帰り道
「鈴ん家までおくって行くけ!塚鈴お前明日学校サボらへん?」 「ありがと☆ン?何で?サボるん!」
「だりぃから。ほんでお前と一緒におろう思たんゃで」
正直嬉しかった。でも学校を二人サボるなんて…いかにも変に思われる…
「駄目ャョ!今日抜け出したんに…変に思われるよ!龍芽もちゅあんと学校来てよ」
アタシが寂しいから…「お前が行くなら俺も行くけん。」
輝に聞いた話…昔龍芽ゎ学校に行く事ゎ無かったらしい。以前こんな話を輝に聞いた事がある。
「俺と龍ゎさっ、先行にも親にも見捨てられてるんゃぁ。親ゎ金を置いて夜仕事。俺も龍も特に龍ゎかなり荒れてたし…今だって周りからみりゃ外見不良ゃし、小学生に何かみえへんゃんなあ…ンんでも元々アイツゎ何もない奴にゎ手ぇださへんし、いい奴やねん。鈴ちゃん分かってあげてな?」
って…
分かってるょ。アタシゎ龍芽をうけとめる。輝もいい奴だょね。
そぅ決めてたのに…
出来るなら辛い思いなんてしたくなかった。貴方を失いたく無かった。傍にいて欲しかった。でもこれが神様…私と龍芽の運命何ですか?そぉ聞いても誰も答えてくんない。
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