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「これがBS?」
アンナが聞く
「そうだな親父が作った次世代型BSだよ」
だがこのBSはBSと呼ぶにはあまりに細く他のBSより一回り小さく強そうというイメージはなかった
「とにかくコクピットにいこう」
カイト達はBSに向かい歩き出した
「カイトこれどうやってあけるの?」
「確かこの辺りに……あった」
カイトがBSの胸部でコクピット開閉の暗証番号を入力したその時…
ドーン地上で何か落ちたような音がしたその次の瞬間音が激しくなる
「これは…まだ無意味な戦いをするのか…」
カイトが呟く
「カイト怖いよ…」
アンナは震えていた
「大丈夫だよアンナこっちにおいで」
「うん」
アンナもBSの胸部の上に来た
「これで開くはず…」
白黒のBSの胸部上が開き椅子が下から出て来た
「カイトこれ二人乗れるの💧」
「……多分💧…そうだ…」
カイトはアンナを横抱き俗にいうお姫様抱っこをした
「っえ…あわわ…何?!」
「何慌ててんだ」
その体制のまま椅子に座りハッチを閉じた
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