No.2

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塾長『道に迷った??』 試験管『あっ塾長っ!!』 『じゅ…塾長さん??』 塾長『そうだ。私が塾長だ。…道に迷ったのか?』 『はい…ホントっにすみません!!どうか、試験を受けさせてください!!お願いします!!』 彼は必死に頭を下げた。 試験管『どうしますか?塾長。受けさせてもいいですか?』 塾長『うむ……まぁいいだろう。彼もこんなに謝ってる事だし、特別だぞ。』 『あっありがとうございます!!』 試験管『では、時間がきましたら試験を開始しますので、それまで控え室で待っていてください。』 『わかりました!!』 彼は勢いよく出て行った。 扉を開けっぱのまま…。 試験管『…大丈夫ですかね?』 塾長『まぁ…様子を見よう。』 この時、2人はまだ知らなかった。 彼が前代未聞の問題児ということを。 こっから彼の事を、問題児と呼びましょう♪♪
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