~第三章~

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えっ……? 真吾は我が目を疑った。 教室の中には誰一人いなかったのだ。 真吾は急いで教室の場所を確認する。 教室のドアの上にはしっかりと2-5と書かれてある。 真吾は目を擦りもう一回見る。 しかしやはり教室のドアの上の数字は変わらない。 不安と驚きが真吾を襲う。 どうなっているんだ……? 「やっと来ましたか……」 突然の声に真吾の手は汗で滲む。 後ろに誰かいる…… 振り向くのは怖い、でも…… 真吾は勇気を振り絞り後ろを振り返った。 そこには……
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