~第一章~

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真吾はため息をした瞬間しまったと思った。 案の定 校長はそれを見逃してはくれなかった。 「何だそのため息は反省しているのかね?」 真吾は反論出来ずにすいませんとだけ答える。 「全く君たちは中学生にもなってここは小学校じゃぁないんだぞ。分かっているのか?」 校長はそう言い真吾達の顔を睨んでくる。 「本当 分かっているのかしらねぇ。ほらあんた達校長先生にちゃんと謝りなさい」 そう言うと鬼ババアも校長と同じように真吾達を睨みつける。 鬼ババアは校長の前では人が変わる。 まぁ人間そんなものだ。
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