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今日も華菜の隣には達也がいる。 あーぁ、あんなに楽しく笑いやがって……… …………………なるほどね……………… 華菜、こんな苦しい思いしてたんだな。 やっぱ俺は最低だ……… 時は戻すことはできない………か。 でもやっぱ戻してぇ。 あの頃に戻してぇよ……… 無邪気に笑い合ってたあの頃にさ……… でも馬鹿みてぇ。 自分から華菜の存在をバッサリ切ったっていうのにな。 時間が経てば、本当の意味で俺は前に進むことができるのだろうか?
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