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これからは、華菜のすぐ側で支えてやることはできなくなるんだな。 でも、俺はいつだってお前の幸せを願ってる。 これだけ華菜を苦しませておいてって思うかもしれないけどな………… だから、俺は遠くからお前の活躍を見守ってる。 演奏会ごとに、またバラの花束贈るからさ。 贈り主が俺だってことはわからないだろうけど、それを見て思い出してくれよな。 いつもお前を励ましてた馬鹿な男がいたってことをさ。
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