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こうして、俺たちの高校生活は瞬く間に過ぎていった。 俺は最初、教師になることが夢だったが、美波を救ってやれなかったという無念さから、教育学部から医学部へ志望を変更した。 結局俺は、地元の国立大学の医学部への進学を決めた。 大学の場所は実家から比較的近い場所だったため、俺は自宅通学をすることにした。 一方の華菜は、T音大に進学した、と聞いた。 自宅から大学へは遠いため、大学近くのアパートで一人暮らしをすることにしたらしい。
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