1813人が本棚に入れています
本棚に追加
「…………………………」
「…………………………」
俺たちは病院の待合室のど真ん中で立ち止まった。
そしてお互い顔を見合わせ…………
睨まれて、睨み返して、睨み返されて、さらに睨み返して…………
心なしか、俺と達也の間では火花が散っているような…………
「…………………やめよう。」
達也が先に口火を切った。
「……………………そうだな、やめよう。」
「…………………っ……
あっははははは………」
すると達也が笑いだした。
「ばぁか、ヘラヘラ笑ってんじゃねぇよ。」
とか言いつつ、俺も笑ってみせる。
最初のコメントを投稿しよう!