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このコンクールを機に、華菜には常にマスコミが纏わりつくようになった。 華菜の躍進はここからが早かった。 その後のコンクールでも幾度となく優勝していき、華菜の知名度はグングン上がっていった。 そして俺と華菜の距離も、よりいっそう開いていった。 だけど、今まで一度も華菜を忘れた時はない。 一人になれば、いつも華菜を思い出す。 そして、俺が犯した罪の色も、いっそう濃くなっていくのだ……………
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