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「やっと着いた~!!」
街の入り口に立ってティトは大げさに叫んだ。
ここは隣街のカーネース。
特に何かがとても栄えているわけではないが全体的に発展していて多くの店があり、旅人や商人が買い物をするのに便利な場所だ。
ちなみにティトの村コマクサからは歩いて1時間ほどであり、子供たちにお使いを頼めるほどの距離である。
たったそれだけの距離だったがティトは疲れ切ってだるそうな表情をしていた。
「えーっとパートナーの名前は……リリィ=ルナティーク……。
薬屋の娘か……」
ティトはとりあえず村長からもらった紙切れを見ながら街を歩ていた。
「とりあえず薬屋を探すか!!」
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