-光の皇子-

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20XX年 ?「こら!まだ稽古は終わってないぞ!光!!」 光の家に大きな怒鳴り声が鳴り響く。 光「うるせぇ!朝っぱらからこんなんやってる暇ねぇんだよ!!このくそおやじ!」 ?「そんなんでこの佐々木流がつげると思ってるのか!!」 道場で犬か猿かのごとく言い合う2人 主人公は佐々木光。彼の家は代々伝わる佐々木流剣術の家系で彼は4代目の後継ぎらしい。 そして彼の父親が3代目佐々木流師範、佐々木満である。 光「わぁーったよ!学校終わったら朝の分もやってやるからもう学校行かせろ!」 満「じゃあ学校での課題として重りつき竹刀で素振り100回な。」 光「鬼かてめぇは!」 満「いいからさっさと学校行け。」 満は反論する光を残し意気揚々と出口へ歩き始めた。 光「わかったよ。でもその前に...オラッ!」 バシッ! 満「痛っ!!」 光は竹刀でスイカわりのごとくおもいっきり満の頭を叩いた。 満「いま本気で叩きやがったな!?」 光「あたりまえだ!二度と起きれなくしてやる!」 再び再開された犬と猿の喧嘩。 満「そのやり方は佐々木流の正義に反するぞ!」 光「てめぇの指導には正義を感じない!」 この小競り合いは10分続いた。
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