-光の皇子-

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光「んー...まだ眠い...あと5分」 周りは森だらけの場所でのんきに寝ぼけている。 光「茜ー...5分たったら起こして...ん!!」 気付くのが遅いがようやく状況を理解した。 光「ここは!?...おい茜!親父!」 周りを見渡しても光の竹刀と森以外なにもない。 この状況にボー然と立ち尽くす光。 光「なんだここ...いつから俺の家の倉はドラえもんのどこでもドアになったんだ...しかも一方通行。」 わけのわからんギャグも飛び交うほど混乱している。 光「とりあえず人を捜そう...」 さっきよりかは落ち着きを取り戻し竹刀を持ち歩き始めた。 歩いて5分がたとうとしたとき、 「早く金出せって言ってんだよ!」 姿は見えないが声が聞こえてきた。 ?「...あ、ありません。」 「ねぇじゃねぇんだよ!」 光が歩く度に声が大きくなっていく。 光が興味本意でゆっくり近づいてみると女を3人の男に囲まれていた。 「どうするよ?」 「じゃあこいつを人質にして村の奴らから金を貰うか。」 「そうだな。」 光「...」 この男達の行動に嫌悪感を示し始めた光。
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