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───戦
其れは余りにも非現実的で
権力は一体誰のものに成るのか
皆、其ればかり───
「伝令!馬将軍、苦戦の模様!」
「っく…分かった、今行く」
趙雲は伝令を横目に馬を走らせた。
「孟起!!」
趙雲の声に馬超は反応するが敵を倒す槍の手は休まなかった。
「伝えるなといったのに…」
ボソッと呟くのを見逃さなかった。
「後で話がある。が、兎に角この状況を逃れてからだ」
趙雲は馬超を囲んだ全ての兵を薙ぎ倒した。
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