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独奏プラネタリウム
いつかの土曜日、いつもの帰り道、最後の言葉に理由も分からずに立ち尽くした。カカシの様に…
突然起こる無理矢理な痛み吹き出した。苛立ちばかり募る悪戯な時間だけ過ぎて…
醜い心で自分を傷付けている。馬鹿だね、何も変わらない事くらい分かってる。
今、僕は何してるの?
夕暮れ時に少し考えてみた、冷たい視線の意味を。
答えも見付からずただ泣いた僕は何をすれば良いの?
毎週土曜日は君を思い出す最高に苦しい日。週末に向ける深い想いは執拗過ぎて…
可愛い顔して本性隠したままで笑ってた悪魔は、次の幸せを掴み消えていった。
今、君は何してるの?
先週の土曜日に偶然君を見た。不細工な男と歩いてた。
性格が良いのか?金持ちなのか?疑問だけが頭を巡った。
裏切られても千切れても空見上げ、口笛なんか吹いてみよう。
夜になればきっと幾千の星の数君を見付ける。
夕暮れ空に君を浮かべてみた、冷たい視線の君を。
笑顔も見付からずただ泣いた僕は君を好きで良いの?
裏切られても千切れても枕抱き、羊なんか数えてみよう。
夢を見ればきっと幾千の星の数君に出逢える。
汚い物ばかり見てきた僕だけど、君は本当に綺麗だった。
せめて僕の手で夢見る少女じゃ無くしたかった…
あぁ…![image=219910469.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/219910469.jpg?width=800&format=jpg)
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