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レイナ「レイナ・ピーサンレインです神代 刄(かみしろ じん)君・・・授業は終わりました。いつまで寝ているんですか?私はもう帰りたいんですけど」
鞄で頭を殴られた男子生徒は少女の凍てつく目線にも動じず。
神代「悪いねレイナちゃん。お手を煩わしちゃって」
と悪びれた様子もなく帰り支度を整え、後ろにいるレイナに手を振りながら教室の出口に向かった。
だが出口に向かう神代にレイナが
「待ちなさい」
と一言
「ん?」
そこ言葉に神代は振り向き、レイナ何だといわんばかりな顔をする
そこにはこめかみにやばそうな青筋が走ったレイナが目からビームが出そうな睨みを聞かせ
「私は生まれてこのかた17年、貴方の様な人を見たことがありません。大雑把でガサツでいい加減・・・そんなに寝るのがお好きなら学校を辞めて家でずっと寝ればいいじゃないですか。その方がこのクラス、そして私にとってとても有益な事だと貴方も思いませんか?」
とレイナの辛辣過ぎるといってもおかしくない言葉をいい放った
そのセリフを聞いた神代は
「はは、ごめん」
と一言いった後
スタスタ・・・ガラガラ
教室のドアを開けていってしまった
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