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翔は、光合成?しろと、植物でもないのに、訳のわからない事を紅月に言われ、彩月と二人で庭で日光浴をしていた
『彩月…きっと髪が早く延びるかもね』
「どうして?」
『緑の髪が光合成してる』
「おぃ…」
『水もあげる?』
「翔…押し倒すぞ」
『俺、怪我人!』
「関係ない」
『うわっ、ちょっ!』
芝生に押し倒された翔の目の前には、彩月の顔
『あ、あの…』
「ん?」
『何をしているのですか?』
てか、顔近い!
「翔を見下ろしてる」
確かに…
彩月の後ろに隠れていた太陽が、急に姿を見せ、思わず眩しくて、目を固く閉じる
(チュ♪)
『ええぇ!!』
今、何か触った…
チュって…
された?
「ん?」
『ん?じゃねぇ!』
「へっ?」
『彩月…今何した?』
「翔がキスしてって目を閉じたからお答えした」
『ちがう!今のは眩しくて目を閉じた!が正解なの』
「そうなの?」
『そうなの!』
「んじゃ、もう一度…」
『えっ?』
押し倒されて逃げられない…
『彩月!』
「何?」
『冗談だよね?彩月はそんな事しないよね?』
急に、真剣な顔をして、顔をみる彩月
やばい…
本気だ…
「翔…」
『は、はい』
「お前…俺を本気にさせるなよ…」
『えっ?』
『んんっ…っっ…』
彩月の舌が絡み付く
逃げても、すぐにつかまって、激しく舌で刺激する
体を押さえられているから、動けない
『彩…月…やめ…』
ようやく離れた唇を、彩月は舌で舐める
「嫌いになった?」
『もうしないで』
「嫌いになった?」
彩月の質問にどう答えればいいんだよ…
嫌いになんて、なれるわけないだろ…
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