ー友ー

21/28
前へ
/861ページ
次へ
翔は、光合成?しろと、植物でもないのに、訳のわからない事を紅月に言われ、彩月と二人で庭で日光浴をしていた 『彩月…きっと髪が早く延びるかもね』 「どうして?」 『緑の髪が光合成してる』 「おぃ…」 『水もあげる?』 「翔…押し倒すぞ」 『俺、怪我人!』 「関係ない」 『うわっ、ちょっ!』 芝生に押し倒された翔の目の前には、彩月の顔 『あ、あの…』 「ん?」 『何をしているのですか?』 てか、顔近い! 「翔を見下ろしてる」 確かに… 彩月の後ろに隠れていた太陽が、急に姿を見せ、思わず眩しくて、目を固く閉じる (チュ♪) 『ええぇ!!』 今、何か触った… チュって… された? 「ん?」 『ん?じゃねぇ!』 「へっ?」 『彩月…今何した?』 「翔がキスしてって目を閉じたからお答えした」 『ちがう!今のは眩しくて目を閉じた!が正解なの』 「そうなの?」 『そうなの!』 「んじゃ、もう一度…」 『えっ?』 押し倒されて逃げられない… 『彩月!』 「何?」 『冗談だよね?彩月はそんな事しないよね?』 急に、真剣な顔をして、顔をみる彩月 やばい… 本気だ… 「翔…」 『は、はい』 「お前…俺を本気にさせるなよ…」 『えっ?』 『んんっ…っっ…』 彩月の舌が絡み付く 逃げても、すぐにつかまって、激しく舌で刺激する 体を押さえられているから、動けない 『彩…月…やめ…』 ようやく離れた唇を、彩月は舌で舐める 「嫌いになった?」 『もうしないで』 「嫌いになった?」 彩月の質問にどう答えればいいんだよ… 嫌いになんて、なれるわけないだろ…
/861ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4055人が本棚に入れています
本棚に追加