第壱話 始まりのチャイム

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時計を見ると、8時49分… 始業式の始まりは8時50分… ヤバイ!こんな初日から恥をかくのはゴメンだ!僕は全速力で体育館に向かった。 体育館には沢山のパイプ椅子が並べられていた。僕は入ると体育館履きに急いで履き替え、席に着いた。その瞬間 キーンコーンカーンコーン 終業式始まりのチャイム。 「うわぁー よかったぁー 間に合ったぁー 一時はどうなることかと思ったよ…」と息を切らせながら心の中でつぶやいた。 司会の生徒会の女子生徒が出てきて、「それではこれより、春間夏鈍(ハルマゲドン)中学校始業式を始めます。では、まず校長先生の話です。校長先生お願いします。」
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