プロローグ

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プロローグ

友は皆、死に絶えた。 右手には断罪の剣、左手には雷を握る。 屍の山で涙を流し、血の海に溺れた。 鏡の全悪にその身を賭して、虚とした。 羨望を浴びながら、永久の苦も浴びる。 再び世が乱れる時、彼の者は剣を握る。 持つべき望みは支配のみ……。
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