―10章―

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――…それから、試合は緊迫した投手戦になって行った。 《バシィイ!》 審判)「ストライーク!バッターアウト!」 慶三)「うぬぅ…!」 【4回の表0-0】 ――… 《ビュン!ギィィン…》 青山)「オラーイ!」 《パシィ》 審判)「アウト!」 神田)「ふぅ…」 【7回裏0-0】 雄大)「なかなか点が入らないな…」 俊哉)「相手の投手、なかなかコントロールが良いからな… 球数増やせないんだろ」 優香)「真は大丈夫なの?」 俊哉)「7回までで88球…三振11でまだヒットは打たれてない…」 慎治)「パ、パーフェクト!?」 真人)「凄いなぁ…」 俊哉)「次の攻撃は真からか… 真としてはランナーがいる方が良かったんだが…」 『8回の表、高村市チームの攻撃は5番ピッチャー友成』 真)「ふぅ…」 俺は深呼吸をしてから バッターボックスに入った。 敵投手)「……」 真)「……(1打席目はライト前ヒット…2打席目はショートゴロ…さて…)」 俺はバットを構える。 真)「……(そろそろ点が欲しいですな…)」
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