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――…それから、試合は緊迫した投手戦になって行った。
《バシィイ!》
審判)「ストライーク!バッターアウト!」
慶三)「うぬぅ…!」
【4回の表0-0】
――…
《ビュン!ギィィン…》
青山)「オラーイ!」
《パシィ》
審判)「アウト!」
神田)「ふぅ…」
【7回裏0-0】
雄大)「なかなか点が入らないな…」
俊哉)「相手の投手、なかなかコントロールが良いからな…
球数増やせないんだろ」
優香)「真は大丈夫なの?」
俊哉)「7回までで88球…三振11でまだヒットは打たれてない…」
慎治)「パ、パーフェクト!?」
真人)「凄いなぁ…」
俊哉)「次の攻撃は真からか…
真としてはランナーがいる方が良かったんだが…」
『8回の表、高村市チームの攻撃は5番ピッチャー友成』
真)「ふぅ…」
俺は深呼吸をしてから
バッターボックスに入った。
敵投手)「……」
真)「……(1打席目はライト前ヒット…2打席目はショートゴロ…さて…)」
俺はバットを構える。
真)「……(そろそろ点が欲しいですな…)」
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