「 * Poem World * 」

5/18
前へ
/18ページ
次へ
「 真実 」           遠い空に雲がひとつ   ちょっと寂しく笑ってた       私は雲に手を伸ばしてみたけど   届くはずのない私の小さな手   待って 行かないで   そんな私の想いを無視して   遠い空に雲は流されていったね       私の心に貴方が一人浮かんでた   ただ思い出す事しか出来ないけど   私の大切な貴方   今も忘れられない   忘れたくない   私の心の中で微笑む貴方       そう いつもそうだった   大切なモノはいつか無くなって   手元に残るのは孤独感   頬に流れる涙は切なすぎて   止む事を知らない私の涙       大切なモノがいつかなくなってしまうなら   最初から大切にしなければいいと思った日さえ   今思えば後悔の思い出だね   ただ悲しみが私の胸を満たす       本当に大切なモノならば   自分の命を削ってでも守るもの   守る事が出来ないならばそれは偽物なんだって       貴方の目は真実を見ていますか?   本当に大切なモノを 大切な人を   命を削ってでも守りたい 想い続けたい   そんな大切なモノは 貴方の心の中に存在しますか?       大切なモノがいつかなくなってしまうのなら   最初から大切にしなければいいと思った       無意味なモノなんて この世に存在しないのです   どんなに些細な出来事であろうと   貴方にとって大切な意味があるのです
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加