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…………数分後…………
俺達は宿舎の前に出て、監督の前に集合する。
「よし、みんなそろったな」
監督は朝から大きな声で言ってくる。
正直うるさい。
「では今から………、町田、そのティッシュはなんだ?」
監督は話を途中で止め、俊明の哀れな姿に気付く。
「鼻血です。」
辺りから笑い声が聞こえる。
俊明はそうきっぱり言うと青木の方を向き、睨む。
青木は当然気にしない。
「ん~、まぁいいか。よし、今から早朝ランニングを始める!!」
監督はニヤリと笑う。
悪魔だ……。
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