練習

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キャプテンの長谷川が集合と大きな声で呼びかけた 。すぐに俺達は集合した。 そしていつものように挨拶をし、監督の話が始まる。 「えー、今日からはポジション別に練習を行うようにする。投手、捕手、内野手、外野手、この4つに分かれてもらう。投手は俺が指導する。捕手は捕球練習。内野手、外野手はノックだ。」 「本格的になってきたな~」 俊明がつぶやく。 まぁ俺はセンターだからノックか。 「あとそれと、石川、セ ンターに入れ。」 「へ?」 俺はへんな声を出してしまった。 もちろん石川も驚いていた。確かに石川は守備は俺より上手いけど、それ以外は俺のほうが上手い はずだ。 「鳴宮、あとで来い。」 「はい。」 そう返事すると、監督はアップに行けと、皆に指示した。 俺は監督のところにいくことにした。
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