大会

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大会当日、朝起きて窓をみると、雲が1つもない、快晴だった。 「はぁ~…」 俺は、ため息をついた。 正直言って緊張している。 いきなり公式戦ぶっつけ本番は度胸がいるものだ。 「はぁ~……」 俺は空を見ながら2回目のため息をついた。 着替えて、下に降りていくとテーブルに朝飯が用意されている。 両親は仕事に行ったようだ。親は小さな、ケータリングを営んでいる。 「………朝からカツ丼かよ……食べれねぇ…」 なんて 文句をいいながら2杯たえらげた。 グローブ、バッティンググローブをバックに入れ家を出る。 自転車に乗り、集合場所に向かう。胸の高まりがおさまらない。 生まれ始めてこんなに緊張した。
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