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[なんだよそんなびっくりして(笑)]
小さく笑ってアタシのおでこをチョンと軽く突く彼に
自分もようやく笑顔を取り戻し軽く言う
[だって(笑)彰があんまりカッコいい事を言うからさ…(笑)
彰って…
なんか凄いね…(笑)」
彼はテーブルのワイングラスを取り上げ
一口飲んで
「凄いのはお前♪」
と呟く
?
はて?
アタシの何処が??
不思議がるアタシを見ず
彼は一つため息をつき
ソファーにもたれ天井を見上げ
ポツリポツリと言葉を紡ぐ
「数分ごとに好きになって
いくのがわかる…
お前の笑顔
お前の声
仕草…
言葉…
他の女には感じた事ない
ほど強く惹かれてく
なんだこれ?(笑)
俺どーしたんだろな…」
…
そーだよ…
彰…
アタシなんかにどうしてそこま…
!
戸惑って俯けば
いきなり抱き締められる
「わかんねーけど理由なんてどうだっていい…
姫乃…
俺…お前が好きだ…
怖いくらいにお前が好きだよ…」
!
…
本日三回目のキスは甘いワインの味がした…
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