眠り

31/43
前へ
/999ページ
次へ
[でも………」 と彰が急に俯くから ビックリして アタシは慌てて聞く 「え??何?!」 すると彼はパッと顔をあげて ニィっと笑い一言 「お前の困った顔見ると  俺…ヤバイかも(笑)」 え!?? なんじゃとて?? 「ヤバイって??変な顔だからやめろって事?」 アタシの困り顔は醜いのだろうか…? へこみ気分で考えてると !!ドサッ いきなりソファーの背に押し付けられて… 唇を奪われた !! んぁ! 驚愕で開いた口の中に 素早く彼の舌が差し入れられ 絡み付いてくる !! ん! いきなりの事に抵抗も出来ずされるがままで いよいよ止めた息が苦しくなった頃 彰の唇はあっけないほど突然離れる !はあ… 大きく空気を吸い込むアタシの耳に 笑い混じりの彼の声が届く 「突然こーゆー事したくなるから気をつけろって事♪(笑)」 ! もう!! この人ってS!!? はぁ…(又かよ…) !?? 又って何が?? 無意識の胸の呟きに疑問を感じたアタシの横で 「さーて次は何歌おっかなあー♪」 と 何事もなかったかのように 愉しげに言う彼がいた…
/999ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1330人が本棚に入れています
本棚に追加