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[でも………」
と彰が急に俯くから
ビックリして
アタシは慌てて聞く
「え??何?!」
すると彼はパッと顔をあげて
ニィっと笑い一言
「お前の困った顔見ると
俺…ヤバイかも(笑)」
え!??
なんじゃとて??
「ヤバイって??変な顔だからやめろって事?」
アタシの困り顔は醜いのだろうか…?
へこみ気分で考えてると
!!ドサッ
いきなりソファーの背に押し付けられて…
唇を奪われた
!!
んぁ!
驚愕で開いた口の中に
素早く彼の舌が差し入れられ
絡み付いてくる
!!
ん!
いきなりの事に抵抗も出来ずされるがままで
いよいよ止めた息が苦しくなった頃
彰の唇はあっけないほど突然離れる
!はあ…
大きく空気を吸い込むアタシの耳に
笑い混じりの彼の声が届く
「突然こーゆー事したくなるから気をつけろって事♪(笑)」
!
もう!!
この人ってS!!?
はぁ…(又かよ…)
!??
又って何が??
無意識の胸の呟きに疑問を感じたアタシの横で
「さーて次は何歌おっかなあー♪」
と
何事もなかったかのように
愉しげに言う彼がいた…
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