0人が本棚に入れています
本棚に追加
目を閉じて想像した
私にはそれが
人事とはとても思えなくて
目を閉じてそっ…と
ただ想像した
…そして気づいた
溢れ出した感情は
何処に捨てられるワケもなく
自身を締め付けるだけ
ちっぽけで臆病な自分が
目の前に立ち尽くして
泣き叫ぶ
苦しむ人を見て目を反らす
何も出来ない
助ける事は愚か励ます事さえも
どうしようもなく
泣き叫んで
逃げようとして
そして死んだ
目を開いた時思い出した顔
私には貴方を助ける事さえも
叶わないみたいです
最初のコメントを投稿しよう!