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「扉」
どうしても言えなかった
貴女への想いは
もう何処にも無い
きっと僕の記憶の片隅で
今も眠っているだけかもしれないけれど
記憶の扉には
重い南京錠がかけられた
鍵を使わなければ
もう二度と開かない
今 僕の傍にいるのは
君だから
もうこの扉が開く事は
一生無いのかもしれないね
いい想い出だと
貴女の前で笑える日が
きっと きっと
いつか来る
その日までこの鍵は
君が持っていて
僕の代わりに
持っていて
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