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朝日が昇りはじめ密集している森の中は薄暗いがちらほらと日が差し込んできた
そんな中ある程度までそれに近付くとバッツはボコをとめた
バッツ「ボコここでまってろ。」
これカラ何か起こるカモしれないと思ったバッツはボコを近くで待たせた
地面の枯れ葉や小枝を踏みながら進んでいくと
それが姿を表した
近くでみると一段と迫力を増しバッツはこんなものが空からふってきたのか-っと考えたらゾっとした
まだ煙がたちこめていてバッツは少しむせた
もうすこし近くに寄ってみると
人らしきものが倒れているのが見えた
よく見るとまだ若く自分より少し下くらいな女の子だ
助けなきゃと思い駆け付けようとすると背後からゴブリンが突如女の子をめがけてけ襲ってきた
バッツは腰にある鞘からいつも使いならしている剣をとった
─こんなこと長旅をしていればいくらでもあること バッツにとってはいつものことだ─
簡単にゴブリンをしとめほっと息をする
レナ「…ん……」
女の子が意識をとりもどしゆっくりと体を起した
バッツ「大丈夫か?」
レナ「え、ええ…
ありがとうございます。私わレナ。あなたわ…?」
と軽く会釈をした
バッツ「おれは、バッツ。チョコボと一緒にあてのナイ旅をしる…」
レナ「バッツ…」
レナは辺りをみまわした
レナ「これが突然空から降ってきて爆風で飛ばされて気を失って…」
レナに続きバッツも辺りをみまわす
バッツ「隕石か?」
レナ「隕石…?
風がとまったのと何か関係が?」
レナがブツブツとつぶやくと
レナ「本当にありがとうございますお礼をしたいのですけど急がなくてはならないの」
と何かを思い出したのかレナは急ぎ足でバッツの元を立ち去ろうとした
バッツ「おいおいちょっと待てよ…」
つかさずバッツは止めにはいるがぴたりとレナの足が止まった
レナ「ねぇ何か聞こえない?」
レナは耳を潜めた
『えっ?』
バッツも耳を潜め
ガ「う……
う…助けてくれ…」
かすかだが隕石のほうから低い老人のうめき声が聞こえた
『あっちだ!』
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