たそがれ怜史、榛名脳内凌辱編w

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「あぁっ、あ、ぁ、やっ、怜史っ」  苦しさに、榛名が怜史をキツく締め上げる。 「ほら、榛名さん、キツいから。力抜いて」  もう一人の怜史が榛名の顎を取り、ベッドに崩れる榛名の上体を無理矢理持ち上げる。苦痛と官能からか、榛名の頬を涙が伝い落ちていた。無表情で榛名を見下ろして、けれどもその涙が美しいと感じる。榛名の瞳に心囚われ、言い様のない感情が身体を駆け抜けた。震える空気に背を撫でられ、ぞくりと背筋が粟立つ。  背後の怜史が腰を使い始めた。ギリギリにまで拡げた榛名の後孔はぴんと張り詰めて、あと少しの力が加われば壊れてしまいそうで。あとどの位で壊れるのか、試すように大きく腰を回した。 「あ、ぁ、はっ、ん、ン、っん……」  閉じる事ができない榛名の口端から唾液が流れ、顎を伝って首、胸元をしとどに濡らしてゆく。 「あーもーぐちょぐちょだね、榛名さん……あっちもこっちも濡らしちゃってさ」  榛名の顎を掴む怜史が笑って唾液を掬い上げ、そのまま指を口内に突っ込み唾液を口へ戻す。 「ん、っふ、は、ぁ、ぁ、あ、はっ……」  タガが外れた榛名は最早声を堪える事もなく、呼吸の度に掠れた声で喘ぎ声を漏らした。 背後の怜史に突かれるままに身体を揺らし、それでも口内の怜史を舌で包んでその指を味わう。 「榛名さん、上の口もエロいね。……コッチにも、挿れて欲しい?」  指を取り去って両手で頤を掴むと、榛名の口に怜史の猛りを突っ込んだ。 「ンんっ、ん、ん、んっふ、ぁ、んっ……」  指とは比べ物にならない程の大きな質量を口に迎え入れ、その間も背後から責め立てられ怜史の動きにその身を任せてガクガクと身体を揺らす。止める事も叶わないのか、次々と溢れ出る涙を頬に伝わせながらも榛名は必死で舌を使った。 .
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