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「榛名さん、こっち」
手を取って榛名をベッドへと連れてゆく。ベッドに辿り着くと、榛名を俯せにベッドへ落とした。すぐさま裸の榛名の腰を掴んで持ち上げ、背後を晒す。
「榛名さん、見せて」
「ぁ……」
榛名の声が震える。薄く色付いた窄まりに、乾いたままの指を突き挿した。乾いた指なのに襞はつるりと指を飲み込み、怜史の指を熱く包み込む。
「榛名さん、ココ、柔らかいね。……何してたの?」
「ん……なにも……」
「そんなはずないでしょ? 何が入ってたの、ココに」
指を増やして、ぐるりと中で回す。
「あ、怜史……っ……」
ふと見るとベッドの側に、雄を形取った玩具が落ちていた。拾い上げ、榛名に見せる。
「コレで遊んでたの? イったの? コレで」
「や……」
泣きそうな表情で榛名が首を横に振る。
「してたんでしょ? コレで。エッチな事」
挿し込んだ指を抜くと、榛名の返事を待たずに玩具を榛名の後孔に突き立てた。
「あぁっ、っん、れ……じ……」
びくん、と榛名の背筋が跳ねる。逃げようとする腰を荒々しく掴み直し、それを阻止した。榛名の雄の先端から、透明な蜜が幾筋も零れ落ちる。
「怜史……も……イか……せて……」
切れ切れに、榛名が懇願する。怜史はそこに落ちていたスナップの付いた細くて黒い革製のバンドを拾って、榛名の猛りの根元に食い込むほどキツく縛り付けた。
「俺以外のモノでイくなんて、許さないよ、榛名さん……」
言い置いて、榛名に突き刺したモノのスイッチを入れた。軽いモーター音と共に、榛名の中でそれが暴れ出す。
「あ、怜史、も……お願、い、ぁ、ん、ンんっ……」
バイブの動きに翻弄されるように榛名が身体をびくびくと震わせる。
「ダメ。俺の以外のモノでイっちゃったエロい榛名さんには、……お仕置」
バイブを左右に振って、隙間を作る。その隙間に、怜史の猛りを捩じ込んだ。
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