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何も考えずに駆け抜けてきた 道は一つしか見えていなくて
無我夢中で前に踏み出すだけ アナタの手を引っ張って息は荒く
燃える道は焦げることを許さず
堪えきれずにいつの間にか手を離していた
先も見えない炎の中で
アナタは泣きながら踊り続けて
ボクは立ち止まり その姿に見とれていた
赦されるなら 最期はこの手で…
何も考えずに抱き締めていた ただ心が寂しくて恐くて
引き裂いてしまいそうなくらいに アナタの背に爪を立て息は荒く
僕の腕は逃げることを許さず
その手足をいつの間にか地に縛り付けていた
先も見えない炎の中で
アナタは鳴きながら踊り続けて
ボクは嘲笑い その肉体(からだ)に指を這わせた
赦されるなら 最期はこの手で…
先も見えない炎の中で
自由を奪った籠の中で
アナタは笑いながら踊り続けて
ボクは嘲笑い その肉体(からだ)に指を這わせた
赦されるなら アナタと一緒に
永久(とわ)に眠り続けたい
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