プロローグ

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「すげー…こんなことってあるんだな」 翔は呆然と、クラスの掲示を見ていた。 翔が 驚くのも無理はない。 だって…まさか…。 「うぃーす翔!紫音! どーいう訳から今年から同じクラスだな! よろしくなっ!」 「雅也…」 今話しかけて来たのは 同じ幼なじみの椎名 雅也(シイナマサヤ)。 雅也は私から見ても、 全然カッコイイから、女子からモテていた。 それに比べて翔は…。 私は 雅也と手を取り合って喜んでいる翔を見た。 …何で好きなんだろう? こんな冴えない男を。 まぁとにかく… 今年一年は はっちゃけちゃいますか! 日向紫音…。 今、中学生活で一番テンション上がっています!
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