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アダムの発見。それが意味する物とは何でしょう?
人は、知恵の実を食べたため現在の「人」となったのは前章でお話しました。が、生命の実(不死身になり、神と同位置になれる実)はまだ食べていません。そして、楽園には今も生命の実が実っていることがわかったのです。アダムたち、使徒です。
使徒たちは不死身。この前提は、アダムとリリスの争いによる暫定的事実でした。
なぜなら、人間は不死身ではなく、知恵を持ち、進んだ心を持つことで、日常を悩みながら過ごしています。つまり人は知恵の実を食べた側の結果ということです。
逆に使徒は、人が得ていない物を得ていると考えられます。つまり生命の実を食べた側の結果であり、使徒は不死身であると考えたのです。
事実、使徒は「S2機関」(スーパー・ソレノイド(Super Solenoid))という永久動力源により動いています。そのため、アダムがかつて活動休止してから数十億年たっているにも関わらず、調査中に覚醒、暴走し、未曾有の大災害を引き起こしたのです。
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