はじめに ~聖書の知識~

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キリスト教においては、この「原罪」が重要な意味を持ちます。 人間は今も原罪を被っており、神の教え、イエス・キリストの救いなしには生きられないほど本来の状態から外れている。現世を生きる、というのは、かつての神々と親しかった「人間」まで自分を戻すことを目的としている、というのが、キリスト教の各教派におけるだいたい共通の信念です。   私たちが直接「原罪」という呪いのようなものを受けたわけではありませんが、受けた二人が人間であることからのさだめとして享受しているわけです。   前頁でもお話しましたが、アダムは930歳で死ぬことが書かれています。逆にイヴは明記されていません。         さぁ、この章はここでおしまいです。いよいよ、エヴァンゲリオンに迫っていきます。
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