バラバラな合宿

3/8

381人が本棚に入れています
本棚に追加
/337ページ
(ここから眺める景色は世界を 超越した気分にさせてくれる) ※実際には無理だよ。 (住んでる街は異常なほどに 豪華でキラリキラリしている) ※輝いているってこと (だが、今いる場所も同じく 山に囲まれており、助けを 呼んでも簡単には来てくれない) (まるで箱入り娘のように…) ※刑務所の方が分かりやすい さっきから私の解説を侮辱して いるのはどこの誰だー!? 男ならぶっ飛ばしてくれる!! 女なら紳士的に接して…… 「………」 黙ってみている可憐な少女。 「……あの~」 (声をかけてきたではないか) 「なにかね?」 (歯を輝かせ紳士的に決める) 「ははっ…先輩、また心の声が 口にでてますよ」 「なにっ!?またやってしまった か!?君はいつからそこに…??」 頭を抱えてうずくまる。 「超越とかキラリキラリとか 誰かへのツッコミとか紳士的に とかを聞いてました♪」 天使のように頬笑む。 「…!?最初からじゃないか!! 誰にも言わないでおくれ~ 俺たちの仲じゃないか~」 お慈悲とばかりにすがりつく。
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

381人が本棚に入れています
本棚に追加