スチルライト

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それからたわいもない話しをしていると時間というのはあっという間だ。人見知りの激しいオレは自分から話しかけることが出来ないが、話しかけられれば普通に話すことができる。直したいが直せないんだよ… 《間もなく惑星スチルライトに到着します。機内のスクリーンを切り替えます。空からのスチルライトをご覧下さい》 なるほど、こういうことか。惜しかったな…爆睡してなければ惑星イダンの上空からの景色も見れただろうに… 激しい衝撃と音により無事に着陸したことを意味する。この衝撃を和らげることは出来ないんだろうか… 機体が止まると荷物を持ち、二人で一緒に歩いて行く 「あの、これから時間空いてますか?」 「おぅ!全然大丈夫やで」 そう、まだ目的の大学は出来てないのだ。それまで時間はたっぷりあるからな。この惑星を知るための時間だけどちょっとくらいいいよな?
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