浜の姫

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若者の優しさに安心したこはま姫は、食べながら話し始めました。     自分が一国の姫であること。 隣の国に無理やり嫁がされそうなこと。 それがいやで城を飛び出したこと。 今頃は城が大騒ぎになっているであろうこと…       若者は信じてくれたかどうかはわからないが、ずっとうなずきながら、こはま姫の話を聞いていました。
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