浜の姫
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それからしばらくしたある日、こはま姫に、殿さまは言いました。 「こはま、次の満月の夜、お前を隣の国の若さまのもとに嫁がせる。そのつもりでな。」 そう告げると、殿さまは行ってしまいました。 「お父様!…」 こはま姫は殿さまの後ろ姿に叫びましたが、殿さまが振り返ることはありませんでした。 なす術のなくなったこはま姫はその日の夜の内に城から姿を消しました。
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