記憶の断片

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                                          「(心:雅紀は一体何が言いたかったんだろう?)」 トコトコと歩きながら愁夜は思った 「よし着いた。野上は此処で待ってろよ先生に言ってくるから」「分かった……」 そしてとある教室に入って行った 「此処は……」 愁夜は扉を触った                                                ―野上……愁夜……死ね……。                                           「……っぐ!」 扉を触った瞬間頭の中から何かが流れ込んできた 「何?これ……」                                                ―桃架……僕を……と一緒に……。                                           「(心:此処に居たくない……居たらおかしくなる)」 愁夜はふらふらと離れるがなかなか足が覚束ない 「はぁ…はぁ…」 少し歩きペタリと倒れ込んでしまった
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