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「ふぅ……」
体の力が抜けるよう息を吐いた
「(心:あっ、そういえば僕先生に呼ばれてたんだどうしよう)」
しかしまたあの場所に行ったら厳重処罰を受けると佐久に注意されてしまった
「(心:後でいっか)」
そう思い眠りについた
「やっと寝たか」
愁夜の寝息を聞き呟く
「此処からはあいつにも手伝って貰わないとな」
立ち上がり佐久は保健室を出た
「やっぱり居たか、悠戸」「……」
廊下に居たのは桜井悠戸だった
「やっぱりって事は俺が居る事を知ってたのか」「まぁな」
佐久は保健室の扉を閉めた
「あいつの様子は?」「今静かに眠ってるよ」
佐久は目線を扉に向けた
「そうか……」「心配するな、あの部屋には入っていない。寸前で止めた」
それを聞いた悠戸はほっと胸を撫で下ろした
「それと少し気になる事がある」「何だ?」
佐久はさっきの出来事を言った
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