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えー!とブーイングをする女子二人組に雅紀は
「ごめんね、また違う日で良いかな?」「ん~良いよ。じゃあね」
そして教室から出て行ったのを見計り桃架に近付いた
「日直って、今日僕じゃないんだけど?先輩」「うるせぇ…ってかその呼び名やめろよ」
近くの椅子に座り桃架の頬をつつく
「僕に何か用?」「別に…無い」
プイッとそっぽ向く桃架を見て雅紀は大袈裟にため息を付く
「それじゃあ僕はあの子達のところに行こうかなぁ…」「……っ!」
立ち上がり教室を出ようとした
「……」「先輩?」
雅紀の服の裾を掴んでる
「クスッ…素直に行くなって言えば良いのに」「んな事言えるかよ」
掴んだまま俯きボソッと呟く
「先輩、顔上げて」「……」
桃架はゆっくりと顔を上げた
「良く出来ました」「んっ!//」
上げたと同時に琉唯は桃架に口づけた
「んっ…はぁ//」「はぅ…んぁ」
琉唯は舌をいれ絡めた
「はぁ…はぁ//」
唇を離すと銀色がの糸が繋ぐ
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