来訪

4/6
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
えー!とブーイングをする女子二人組に雅紀は 「ごめんね、また違う日で良いかな?」「ん~良いよ。じゃあね」 そして教室から出て行ったのを見計り桃架に近付いた 「日直って、今日僕じゃないんだけど?先輩」「うるせぇ…ってかその呼び名やめろよ」 近くの椅子に座り桃架の頬をつつく 「僕に何か用?」「別に…無い」 プイッとそっぽ向く桃架を見て雅紀は大袈裟にため息を付く 「それじゃあ僕はあの子達のところに行こうかなぁ…」「……っ!」 立ち上がり教室を出ようとした 「……」「先輩?」 雅紀の服の裾を掴んでる 「クスッ…素直に行くなって言えば良いのに」「んな事言えるかよ」 掴んだまま俯きボソッと呟く 「先輩、顔上げて」「……」 桃架はゆっくりと顔を上げた 「良く出来ました」「んっ!//」 上げたと同時に琉唯は桃架に口づけた 「んっ…はぁ//」「はぅ…んぁ」 琉唯は舌をいれ絡めた 「はぁ…はぁ//」 唇を離すと銀色がの糸が繋ぐ
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!