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「て、テメェ何しやがる!」「何ってキスしたんだよ、もしかして初めてだった?」
クスクス笑う雅紀を見て桃架は顔を赤くする
「顔真っ赤……」
ガラッ
「あっ、どうも」
一人の少年が扉の前に居た
「テメェ、誰だ?」「は、初めまして僕瀬戸晴哉です」
桃架が睨み付けるのでビクッと震えた
「桃架、あんまり怖がらせちゃ駄目だよ」「ケッ……」
雅紀は晴哉に近付いた
「此処に何か用?」「あっ…えっと……」「晴哉、こんな所に居たのか」後からやって来た少年が晴哉を見付けた
「た、沢磨ごめん。」「別に、晴哉が無事なら……」
と沢磨は雅紀達に気付きそっちを見た
「悪ぃ、俺の名前は木下沢磨。よろしく」
ぺこりとお辞儀をすると晴哉も一緒にお辞儀をした
「僕は浦上雅紀。こっちが川瀬桃架、よろしくね」
雅紀はニコッと微笑んだ
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