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「(心:えっ…何、この記憶は……?)」
ピクッと急に入って来た記憶に雅紀の手は止まった
―先輩愛してる……だから、死んで―
「か……め?」「……っ!な…に?先輩」
手が止まった雅紀を不審に思った桃架は恐る恐る尋ねた
「急にどうしたんだよ」「ううん何でもない……続きしたいけどちょっと今日はこれで我慢する」
と言い首筋に噛み付くようなキスをする
「んっ、痛っ」「ごちそうさま。美味しかった」
ペロッと舐めると桃架から離れた
「服は自分で着れるよね……じゃあね先輩」「ち、ちょっと亀!」
いきなり走り去る雅紀に驚きながらも自分の服を着た
「はぁ…何なんだろう一体」
ポツリと呟き雅紀はだんだんと暗いところを歩いてた
「おっと、歩きすぎたな…戻ろう
踵を返し歩こうとした
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