12人が本棚に入れています
本棚に追加
「そこの君、ちょっと良いかい?」「……?」
いきなり声わかけられ振り向くとスーツ姿の男性が居た
「何か?」「生徒を捜しているんだが何処に居るか分かるかな?野上愁夜っていう名前何だが……」
その名前を聞き驚いた
「野上君に何か用事でも?」「この前のテストで赤点でその補習が今日何だ。しかし当の本人は何処に居るか分からないんだ」
なるほどと雅紀は納得した
「僕も何処に居るか分かりません。けどもし見かけたら声をかけておきます」「ありがとう助かる。では僕はこれで」
男性は雅紀の横を通り越した
「あの人は一体……確か新しく入ってきた加藤先生だったはず」
それでいて謎が多くて掴みどころがない
「その前に愁夜は赤点だったのか?僕と勉強したからそこそこ取れたと思うんだけど」
腕を組み一人悩んだ
「やっぱり本人に会わないと分からないや、捜してみよう……あの先生より早く」
そう言い雅紀は走り出した
「浦上雅紀……か」
雅紀が走り去るのを影から誰かが見ていた
「頭がキレる男のようだな」
半ば睨め付けるようなし消えた
最初のコメントを投稿しよう!